「機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ（全4巻）」を読んだら思いの外面白かったので
ダイレクトマーケティングさせてほしい
結論から言うと「連載で読むには話が難解過ぎたから売れなかった」んだと思う
ストーリーそのものは結構よくて通しで読むとキャラクターも結構良かったけど
「キャラクターが良い」を理解するにはキャラクター個々人が持っている「公的な人格」と秘めている要素の両方理解してようやくキャラクターが好きになれる作品なので面白がれるまで結構時間がかかる作品
ガンダムオタク向け要素としては
「ペイルライダーDⅡ」「ペイルライダーのバーザム頭」「Gジェネレーションオリジナル機体のギャン改」「ガンダムmk4」「ガンダムmk3」などの珍しい機体が戦闘するのが見どころ
>>1なかなか反応し辛いメンツが揃ってるな…
作品全体のジャンルとしてはミステリに分類されると思う
「宇宙世紀の連続殺人事件」と「人狼ゲーム」を混ぜた作品
Zガンダムの時代が舞台でまだシロッコが存命の頃
主人公達が乗るティターンズ（Zガンダム本編では敵の組織）の宇宙戦艦は単独で宇宙を漂流する状態にあり
そこにティターンズと同盟を結んでいるはずのアクシズ（ZZの頃はネオ・ジオンと名乗る事になる組織）から積んでいるガンダムmk4が狙われて襲撃を受ける
その危機はガンダムmk4の出撃で乗り切ったけど
母艦に降りたガンダムのコックピットの中でパイロットは殺害されていた
「モビルスーツの中で起きた宇宙初の密室殺人事件」に対して艦長が発令した命令は
「乗員投票で一番投票数が高かったクルーを犯人候補として軟禁する」
というもので
犯人候補として疑いの目を向けられた整備士とパイロットが協力して探偵として殺人事件を手段と動機から解体していくという作品
次に作家の話をすると
漫画家は伊藤亰先生だけどあくまで作画担当で
シナリオ担当はライトノベル作家の重信康先生
伊藤先生はアニメ化舞台化で有名になった「宇宙戦艦ティラミス」というSFギャグ漫画を成功させている漫画家
重信康先生はBORUTOのノベライズなどをしているライトノベル作家
そこにガンダムF90FF等の設定面をやっている宇宙世紀に詳しいアドバイザーとして小太刀右京を加えている作品
>ガンダム漫画作品の中で2025年単行本発売作品群の中で一番売れなかった漫画という不名誉を得たこの書き出しさえなければスレ名無しの意見ももっと読んでもらえたと思うよ
どう見ても荒らしにしか見えないよ
最後になんでこんな変則的なスレ立てしたかと言うと
一番売れてないガンダム漫画なんて買ってる名無しいないから
まともにスレ立ててもレスつかずに落ちるだろとしか思えなかったからです・・・
連載のテンポだとウケないってのは割とよくある話だな
それじゃ面白かった所とこれが原因で売れなかったんだな…って所の両方教えて
>>7探偵コンビの片方が身分を偽った殺人犯で
偶然同じ艦内に居合わせた幼馴染に対して（お前の事なんか知らねえ）って思いつつ話を合わせていくコメディ要素と
全部の謎が明かされた状態で読み返す楽しさとその探偵装ってる犯人による無害な人装って殺人計画と探偵の誘導している単行本オマケパートも良かった
難点は前作の宇宙戦艦ティラミスに増して絵があまりにもとらえどころがなくてキャラクターの見分けがつかない事がちょいちょいあった所と（ティラミスは見分けがついたけどウェアヴォルフは見分けつかない事が結構ある）
キャラクター全員の目的と嗜好を理解しながら推理劇パートとモビルスーツ戦パートを両方読むのが月刊誌連載だとちょいキツかったんじゃないかと
ギャン改出るんだ
いつの間にか読まなくなったな
全くスレを読んで無いけど
表紙が辛気臭い上にどのガンダムのシリーズか分からないから手に取られなさそうな表紙
しかも手にとったところで表紙のMSがmk4って...売る気があったのか疑う
スレ開いてもらうインパクトがいるには理解するが
ネガティブで強い言葉使うのは逆効果だと言いたい
>>12しかし1番は興味深いだろ
2位とかなら途端に興味薄れるけど
売上ランキングはこんな感じ
いつかGジェネに出てもっと評価されてほしいと思った
連載で読んでる時は意味不明だったけど単行本で読んだら面白かった
あと探偵コンビの片方が犯人ってのは全4巻の中の2巻で明かされてそこから先も殺人事件が起きるから大ネタのネタバレではないです
俺は途中まで読んでたけど
端的に言うと毎話毎話の切り方やキャラのかき分けそしてテンポが最悪に近くて続きを読む頃には大体忘れてる
だからバックナンバー引っ張り出してきて読み直して…
ああもうあといい
>>14わかるよ
俺も連載で読むの諦めて単行本だけで読むことにしたもん
マジで連載で読んでも何も頭に入ってこねえ
ちょい興味出たけど全４巻で綺麗に完結してるの？
それとも尻切れ？
>>16ちょっとだけ駆け足かな？って思ったけど綺麗に終わった
ペイルライダーDⅡやガンダムmk4やギャン改が好きな人には胸張ってオススメできる
宇宙世紀を舞台にした密室殺人とそのトリックが知りたいならオススメ
>>19そんな読者いないだろうということに気づかなかったのかい編集部
>>20SFとかファンタジーとかなんらかの架空の設定でミステリーやる「特殊設定ミステリ」はここ5年くらいのミステリ界の流行りなんでミステリ読者に届けばワンチャン
>>32キン肉マンの世界を舞台にミートくんとキン骨マンのコンビが数々の超人殺人事件の謎を解くライトノベルなんて好評で２巻が出たばっかりだもんな
>>19ニッチすぎる！！
これはちょっと興味あるが…
モビルスーツ同士の戦闘と金田一少年みたいな計画殺人とコナンみたいな不思議なトリック殺人が絡み合って
そこに人狼要素もあって混ぜちゃいけないもの混ぜてる感すごい
Among Titans！
ラル飯に負けてるのはそこそこ不名誉かもしれんな
前に最初のほうだけ読んだけど
マジで大量に出て来る登場人物の見分けつかなくて読むのやめちゃったわ
>>23見分けつかない2人の片方が密室殺人の初日犠牲者になるから
それで他人物が連鎖的に見分けつくようになるので
初日犠牲者が殺される所までいけば後はなんとかなるかと・・・
殺したら無になるから復讐で殺人をしてるのに
バイオセンサーで死人の魂にアクセスできてしまうなら復讐できないじゃないっていう
宇宙世紀では人は殺されるとオバケになる（ユニコーンのマリーダさんとかクロボンのトゥインクとか）という公式設定を活かした描写は割と画期的な犯人の追い詰め方だと思った
作画担当はロボ漫画を長期連載してたのに
肝心のロボ戦闘があんま上手い漫画家じゃなかったんだよな
実績あったのになんでだろう
シークエル以下ってだいぶヤバい評価になるんじゃないか…？
>>28いやSEQUELだって面白いから
先月末の最新話だとついに３機目のガンダムが単行本６巻目の内容でついに動き出したぞ
何かきっかけあったら売れるって
ＯＬハマーンさま強くね？
>>29ジークアクス効果で増刷入ったって作者が言ってたのと
７巻の店舗特典がめっちゃ良かったから複数買いが発生したと思われている
モビルスーツしか興味ないんだけど見所のある戦闘ある？
>>33ガンダムmk4の活躍は結構野獣的でカッコいいけどインコム含めてごちゃごちゃやっててぶっちゃけ何やってるのかよくわからん
ギャン改がGジェネ以外で動いて戦ってるって所に面白さは見いだせると思う
ギャン改の戦闘はわかりやすくて好き
シークエルは一番最初に脚本：井上敏樹で話題になった以上のきっかけはもうないのでは…
mkｰ4の中途半端さ結構好きだからちょっと気になるな…
ガンダムでミステリという着眼点は悪くなかったんだけどな…
宇宙世紀人狼終わったのか
改めて読むか
1番売れないってのはよっぽどだな
全4巻って短編ミステリとしてちゃんと完結した感じなのか打ち切りで中途半端に終わった感じなのかで全然変わってくるけどどうなん？
>>41きっちり最後まで描き切ってるよ
>>41中途半端じゃなくちゃんと終わってるよ
犯人役が殺したいと思ってる人数がそんなに多くないのもあってちゃんと終わった
モビルスーツ戦闘が無かったらただのSFミステリだったけどモビルスーツ戦闘があったからガンダムになってた
説明だけ見ると連載で1話ずつ読んでも困りそうな内容してそうだなってのがすごい
>>42密室殺人に対して丁寧に丁寧に犯行動機と殺害手段と
そのトリックを犯行現場から回収するタイミングと
その証拠廃棄をもって犯人（実際には犯人ではない）だと他のクルーに知らしめる一連の流れが
全部通しで読まないと全然頭に入ってこないから本誌のスレだと誰も語ってなかった
人狼とはいうけど投票要素は探偵側を急かす意味が1番大きいし
人狼無関係な殺人行われるから最終的には儀式殺人扱いされるから金田一の事件簿系統なんだよな
占いも霊能も狐もいない人狼
>>43ガンダムで人狼ってインパクトで釣ってこれだったからこの部分はかなりがっかりだった
MS戦を増補すればアニメ化してもいいくらいだと思うんだけどな…
ミステリ要素もMSのチョイスも好きな部類なんだが人狼ゲームモチーフの部分だけ目が滑るんだよな
そういう絵柄なのかもしれないけど線がジャギジャギというかなんかすっごい雑な感じで見づらいんだよな
特にMS戦闘シーンとか何やってんのか全然わかんないしコクピットがただのデカい椅子にしか見えなかったり
>>50宇宙戦艦ティラミスだと不思議な味しかしないロボットバトルやってたんだけど
戦闘シーンなんてほぼ無かったんだよな
コックピットは密室だけどコックピットの開閉記録は機械的に残っているから「犯人がいつ殺人装置をコックピットに組み込んだのかはわかる」って形で
徐々に不可能殺人が解体される所はすごい面白いと思った
問題はガンダムが好きな人に密室殺人ミステリが好きな人が特にいない所だろう
短編というかミステリ的には普通に長編だろ
死者の念の扱い方とかそうかそうなるよなってかなり感心した
>>54ガンダムシリーズで一番変な幽霊の扱い方してたよな
殺人された被害者が犯人をめっちゃ励ましてくる
なんか気になるし読んでみるか
ゲームか映像作品だったらだいぶ評価違ったんじゃないかなと読んで思った
ティターンズの思想とか閉鎖空間での狂気とかそういうものを置いてきぼりにして艦長がド級のサイコパスだかソシオパスだったのが浮いてた気がする
どこに焦点が合ってるのかよくわからんかった
艦長が副長に対してクレイジーサイコレズって要素がなかったらそれはそれでキャラ弱かったから…
敵の強化人間が女装した男の娘で
それがアリバイの無さで真犯人を見極める証拠になるとか
パンチのある要素は結構あったけどその頃にはもうみんな読んでなかった
艦長が動揺してキレ散らかすみたいなのなかったのは良かったと思う
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